「忠臣蔵(ちゅうしんぐら)」 の語源と意味をご存じですか。解かり易く説明できる方はいらっしゃいませんか。

「忠臣蔵(ちゅうしんぐら)」 
の語源と意味をご存じですか。 

解かり易く説明できる方はいらっしゃいませんか。
 
 
語呂合わせでは、
忠義の臣下、内蔵助。⇒ 「忠臣蔵」

 

有力とされている由来をいくつか。 

1、「忠臣」は47士を指し、蔵は大石内蔵助の蔵からと考える説。 

2、「忠臣」は上記と同じで、蔵は吉良上野介が蔵の中で発見され、 
また物語のクライマックスがその蔵の前で行われたからという説。 

3、蔵一杯の忠臣という意味からという説。 

4、忠義の下、内助。⇒ 「忠臣蔵


 

いづれも定かではないそうですが 
「蔵」が関係しているのは間違いないようです。 

もちろん「元禄赤穂事件」と書いたなら美談とは言えず、 
そこに歴史的背景が加わって 
ごろのいい「忠臣蔵」というタイトルになったのでしょうか。


 

「蔵いっぱいの忠臣」という意味と 
「大石の蔵にかけてある」説もあるそうです。 

「忠臣蔵」の蔵の意味は 
「武士の集まり」 
「大石蔵之助の蔵にかけている」 
「大阪の豪商の蔵が”いろは蔵”といわれたことと 
「仮名手本忠臣蔵」のいろは仮名の”いろは”をかけている」 
などの説もあります。 

でも、はっきり分からないみたいですね。


 

ボンカレーの女優さんで 『琴姫七変化 松山容子』をご存じですか。覚えてますか。

ボンカレーの女優さんで 
『琴姫七変化 松山容子』をご存じですか。 
覚えてますか。


 

ボンカレーもですが、
オロナイン軟膏の印象も残っています。 

『琴姫七変化 松山容子』 

こんなに時代劇にぴったりな女優さんは 
これまでほかにはいませんね。
 


 

昭和の昔、夢中になった時代物です。 

相手を斬った後にカメラの後方へ向かって 
ふっとゆっくり目線をずらす仕草が・・・ 

このドラマの最終回、 
テレビに向かってお姫様姿でウィンクする姿がかわいかったです。


 

あの美貌は 
ボンカレーのパッケージで見ることが出来ますが、 
本当に典型的な日本美人でしたね。 

ボンカレーの一番最初のCMは、 
この松山容子さんと、品川隆二(焼津の半次)でしたね。 
今、思うと時代劇コンビだったんだぁ~と。
 

 

松山さんが他の作品にひさびさカムバックして 
時代劇で殺陣を見せる撮影の日、 
現場にその伝説の殺陣を見ようと 
撮影所のほかのスタッフや関係者や 
女優さんまで集まってきたそうです。 

それだけ彼女の殺陣の見事さは伝説になってたようです。 

女性の非力な殺陣らしくなく、
スピーディな動きはさすがでした。 

剣道や乗馬の経験もないのに、 
天性の運動神経と太刀筋の良さで 
ブラウン管に登場しました。 

清楚で気品があり、
大胆で美しい身のこなしは、 
正に大和撫子の鑑でした。


一部のファンからは絶大な支持を得ている作品『皇帝のいない八月』をご存じですか。覚えてますか。

一部のファンからは絶大な支持を得ている作品 
皇帝のいない八月をご存じですか。 
覚えてますか。 


クーデターを
肯定するつもりはありませんが、 
少なくとも
命はって日本を守ってくれている 
自衛隊の皆さんには
感謝の念しかありません。
 

当時の官房長官が試写で観て、 
内容がクーデターなので、 
これはけしからん映画と言ったそうです。
 

そのせいかもしれませんが、 
松竹はあまり宣伝しなかったと言われてます。
 

皇帝のいない八月

右とか左とか関係なく この映画の異常なまでのカッコいいシーン! 

盟友・山崎努を涙をこらえて射殺し、 
敬礼しながら列車で去る渡瀬恒彦。 

「かって有った美しい日本人の心を復活させるのだ」 
のセリフ 

「その拳銃は重いだろう。引き鉄を引いてみろ。 

貴様のふやけた平和など、あっと言う間に吹っ飛ぶぞ!」 
のセリフ


 

皇帝のいない八月とは、 
日本政府に
絶対的リーダーがおらず 
派閥の駆け引きが
繰り返される状況を指しています。
 

社会派ドラマがおお好きな方にはお薦めです。 

単に、娯楽として観ると、面白いと思います。


 

この映画には右派批判でも左派批判の映画ではなく、 
思想に取りつかれた集団の危うさ、 
さらに何らかの理想を掲げる全ての集団には 
危うさが伴っているということの警告が含まれています。 

これほど豪華な出演者が揃っていて、 
自衛隊によるテロ、
並びにそれを隠ぺいする国家、 
という重いテーマの映画、 
今後同様な映画が世に出ることは無いでしょう。


 

渥美清の寅さんキャラでの一般人ぶりが、 
緊迫したドラマに一瞬やすらぎを覚えさせます。 

実物大の寝台列車のセットを作成して 
撮影した列車のシーンは秀逸です。
 

クーデターを
肯定するつもりはありませんが、 
少なくとも
命はって日本を守ってくれている 
自衛隊の皆さんには
感謝の念しかありません。
 

ダイエットに有効なキャベツは、煮ても焼いてもダイエットに効果的なヘルシー食材です。

ダイエットに有効なキャベツは、 
煮ても焼いてもダイエットに効果的なヘルシー食材です。


 

ひとくちにキャベツダイエットと言っても 
そのやり方はさまざまです。 

キャベツを食前に食べたり、 
主食に置き換えたりしないやり方もあるのです。 

一日の食事の中にとにかくたくさんキャベツを取り入れて 
食べるようにするというやり方のキャベツダイエットです。


 

キャベツダイエットでは、 
基本的にはキャベツを生で食べます。 

ですが 
キャベツは煮ても焼いても 
ダイエットに効果的なヘルシー食材です。 

何故ならそのほとんどが 
水分と食物繊維でできているからです。 

いつもキャベツを冷蔵庫に常備して、 
日々食事メニューに積極的に利用するとよいでしょう。


 

キャベツは品種をかえれば1年中手に入る食材です。 

ダイエットのためにもキャベツを使えば使うほど 
カロリー控えめのヘルシー料理になります。 

キャベツダイエットでは、 
とにかくいろいろな方法でキャベツをたっぷり食べます。

調味料などに高カロリーなものを使ってしまうと、 
せっかくのキャベツ料理も 
カロリーが上がって意味がありません。 

そのため 
ノンオイルのドレッシングや 
お浸しなどにして食べるようにしましょう。


 

キャベツダイエットでは 
キャベツを味付けしないのがベストです。 

そうは言っても毎日のことですから、 
塩やしょう油、 
レモン汁、 
ポン酢、 
ノンオイルドレッシングなどで 
飽きないように味を変えてみるとよいでしょう。


 

けれどマヨネーズは 
カロリーを押さえるためにも 
控えたほうが無難でしょう。
 

“幻の傑作”1982年公開の萩原健一の主演作映画『誘拐報道』をご存じですか。覚えてますか。

1982年公開の萩原健一の主演作映画
誘拐報道をご存じですか。 
覚えてますか。


“幻の傑作”萩原健一の主演作 
誘拐報道(1982年)が
初DVD化
▼▼▼
 

1980年に発生した「宝塚市学童誘拐事件」を 
題材に映画化したサスペンスです。 

実際の誘拐事件を 
読売新聞大阪本社社会部が取材した 
ドキュメントが原作の
サスペンス映画
誘拐報道

犯人の焦燥と、同様に焦燥している被害者両親の、 
双方の不幸を見事に描いた映画です。 
誘拐した犯人側の家族、 
被害者側の家族、 

さらには警察と報道機関の間で交差する 
それぞれの思惑までをも描き、 
事件のやりきれなさが迫りくる傑作です。 

主演の萩原健一は役作りのために 
10キロ減量して、 
追い詰められた誘拐犯を 
鬼気迫る演技で表現しています。
 


本作の見所は、 
やはりなんと言っても誘拐犯の萩原健一が、 
だんだんと追い詰められていく様が実にリアル。 

何も知らずにその犯人を父親として慕う女の子や 
派手さの微塵も無い、 
素の奥さんを演じた

小柳ルミ子が哀れでした。 

萩原健一の娘役で 
おそらくこれが本格デビュー頃だったと思われる 
高橋かおりが、
本当にかわいかったです。


 

いつも夢を追いかけててやがて 
その追いかけているという姿勢に 
安住していってしまう男ショーケンと、 
夢を信じていない妻小柳ルミ子との夫婦に 
実にリアリティ感があります。 

ラストシーンは泣けました。 
ああこられては、もう無条件です・・・ 

ラストの宅麻伸が演じるカメラマンの選択にも 
少し、救われたような気がします。


 

当時、 
誘拐事件の報道協定破りがあり、 
社会で問題になったことが映画の背景にありました


。 

昭和の青春学園ドラマは、当時、夢と希望を与えてくれました。

当時の青春学園ドラマは夢と希望を与えてくれました。 


懐かしいテーマソング『これが青春だ』布施明 ▼▼▼
 

ドラマの中で 
正しさとは何かを学んだ方も多いと思います。 

今 あらためて観てみたいドラマです。 
日テレの学園ものでは一番好きな青春ドラマです。


 

当時のTV番組は、良かったです。 
布施さんの歌もすばらしい。 

当時はよいドラマがたくさんありました。 

写真の俳優たちは今はどうしているのか、 
懐かしい限りです。 


1966年暮れから1967年の頃の日曜日の夜は, 
7時からウルトラマン, 
7時半からオバケのQ太郎, 
8時からこの青春シリーズ, 
9時から東芝日曜劇場,でした
 


加山雄三さんの奥様松本めぐみさんも出演しています。 
貴様と俺 1966 青春とはなんだ 劇中応援歌 ▼▼▼

 

再放送たのみます! 

 

当時のドラマは夢と希望を与えてくれました。 

そろそろドラマも原点に返るべき時期に 
来ているのではないでしょうか。
 


おれは男だ ▼▼▼
 

今はスマホや携帯の時代ですが、
交換日記時代が懐かしい。 

懐かしい。 
主題歌もいい曲でした。 
阿久さん作詞です。 
さすが巨匠です。


 

この頃の青春ものは必ず砂浜が付き物だったです。 

ただの青春ドラマだと思っていたんですが 
その中にも切実なエピソードがありました。 
不遇な境遇、
それでも自分を見失わず歩いていく若者。 
当時の真摯な姿勢がほんとうに好感が持てます。
 


「飛び出せ青春」の主題歌 ▼▼▼


 

レッツ ビギン!
とにかく何かを始めよう!
 

やっぱり、
メロディーから昭和の良さが伝わってきます! 


 

『エイトマン』覚えていますか。将来、リニアが開通したら、8マンは並んで走ってくれるだろうか・・・

主題歌が超カッコイイ『エイトマン』をご存じですか。
覚えていますか。




『エイトマンの歌』克美しげる ▼▼▼


この主題歌は本当にかっこよかった。

曲もそうだが、歌詞も素晴らしいです!
歴代のアニメソングの中では、
今なお最高峰にある名曲ではないでしょうか。

その辺のロックとかよりもこの歌の方が
かっこいいと思います。




この曲、
読売巨人軍・原監督の現役時代の登場テーマでした。
理由は、背番号が「8」だからです。
あらためてこの主題歌を聴いて
「これがオリジナルだったのか」と思う人も少なくないでしょう。

当時、正義を愛し、悪を憎む世相でした。
日本は、立派な国です。


イントロから強烈なインパクトで鳴り響くトランペット。
「♪光る海 光る大空 光る大地 行こう無限の地平線〜」と、
壮大な世界像がいきなりイメージさせます。




大人になった今でも、聴き惚れてしまいます。
克美しげるの豊かな声量が、
聴き終えた後に深い余韻を残します。

アニメソングを超えたすばらしい歌だと思います。

トランペットは桑マン(桑野信義)の父である
プロトランペッターの桑野信勝氏だそうです。

真っ先に当時の思い出は
「エイトマンシール入り」の丸美屋ふりかけです。


エイトマンの“仮の姿”の名前は「東八郎」でした。
ここで同名のコメディアンとのギャップに笑える人は、
もう相当のお年ですね。




日本のアニメ文化はこの頃から発展していきました!

将来、リニアが開通したら、
8マンは並んで
走ってくれるだろうか・・・

特に、最後の寅さんの満男への台詞はすばらしかったと思います。

『男はつらいよ・寅次郎物語』

特に、
最後の寅さんの
満男への台詞は
すばらしかったと思います。


シリーズ末期の作品の中では傑作だと思います。
ラストの少年と寅さんの別れのシーンが感動的でした。




何回か見ているうちに
だんだんと好きになってきた作品です。

ドタバタ劇もほとんど無く
かなり淡々とした異色作でした。

シリーズもこの辺りになると、
もう喜劇という印象は薄くなっており、
人生の哀歌と言うか、
ペーソスの映画になっているようです。

寅さんの哀れさ、
寂しさを感じ、
しんみりした心持ちにさせる一篇でした。




御前様の寅さんへの台詞・・・
▼▼▼
『良かった、良かった。 仏様は愚者を愛しておられます。』

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

特に、
最後の寅さんの
満男への台詞は
すばらしかったと思います。

▼▼▼



満男「おじさん、人間ってさ」
寅さん「人間?人間どうした?」
満男「人間は何のために生きているのかな?」
寅さん「うん、まぁ、難しいこと聞くなぁ。 えー、何ていうかな、
ほら、 あぁ生まれてきてよかったなぁって思うことが
何べんかあるじゃない。
ね、その為に人間生きているんじゃないのか?」
満男「ふ〜ん」(納得したようなしていないような微妙な表情)
寅さん「そのうちお前にもそういう時が来るよ。
うん?まぁ、がんばれ、な!」
(と満男の肩をポンと叩き、一人駅に向かう悠然とした後姿) 

その後のシーンで寅さんが
「人間は何のために生きているのか」と
仲間の一人に尤もらしく問うという、
いつもの受け売りパターンがあり、
先ほどの満男との会話もパクるのかと。

でも、いいシーンでした。




マドンナについては、
今回、マドンナというほどの 出演時間ではなかったですが、
一晩一昼限りの出会いと馴れ合いながら、
隆子を演じた秋吉久美子の存在が
暖かくもあり淋しくもあり、
寅との相性の方も良さげですごくよかったです。

旅先で寅さんと出会った次の日にはもう別れてしまう。
恋と呼べる関係に発展する事も無く、
寅さんが首を突っ込む若い二人の恋も無い。

しかし旅の中のごく短い間でしたが
この二人の関係はいい味がありました。

ダイエットにも人気のカロリーゼロの寒天は、血糖値の上昇やコレステロールの吸収を穏やかにするためオススメです。

ダイエットにも人気の
カロリーゼロの寒天は、
血糖値の上昇やコレステロールの吸収を
穏やかにするためオススメです。




おなかがすいたけど、ごはんにはまだ早い・・・
そんな時にところ天

ところ天は
カロリーがほぼゼロなので、
ダイエット中の方に
オススメです。


いつでもところてんが食べられるように
常備をオススメしますが、
出来あいのところ天は
みるみる味が落ちていく事はご存知ですか?
出来たてのところ天は
喉越しや味わいが全然違います。


ところてん

よく、
「ところてんをダイエットに活用したいけど、
毎日食べるのは…」 というお話を聞きますが、
美味しいところ天なら毎日食べても飽きません。

一般的なネットで販売されている
寒天と比べて凝固力が高いのは、
厳選された自然の海藻100%だからです。

ダイエットにも人気のカロリーゼロの寒天です。




ところてんで寒天ダイエット。

食物繊維たっぷりでお通じの改善にも。

血糖値の上昇やコレステロールの吸収を
穏やかにすると言われています。

ところてんの主成分である、
寒天にはほとんどカロリーがなく、
食物繊維がたっぷりなため、
ダイエット食として人気があります。




食前に食べることにより、
効果が増しますので、
夕食前に食べることを
お勧めします。


ダイエットには満腹感が大事。
ところてんは、成分のほとんどが食物繊維なので、
お通じの改善にはとってもおすすめ。

コレステロール及び血糖値の上昇を
ゆるやかにする効果があります。

満腹感が得られますので、
ついつい食べ過ぎてしまう方には、

おすすめのダイエット法です。




カロリーが多くなりがちな、
夕食前を特にお勧めします。

この映画『太平洋奇跡の作戦 キスカ』は公開当時、エンドマークが表示された瞬間、劇場は満場の拍手に包まれました。

この映画は
公開当時、
エンドマークが
表示された瞬間、
劇場は満場の拍手に
包まれました。


今年は戦後70年。
映画『太平洋奇跡の作戦 キスカ』を
知ってますか!
ご存じでしたか。


何故
昨今この作品を
テレビ放映しないのか
疑問を感じます。




『太平洋奇跡の作戦 キスカ』は
敗戦国である日本が
唯一胸を張って誇れる軍事戦果です。


作戦準備に始まって出撃、
そして反転、
帰投、
再出撃、
そして霧だけをを味方にして、
奇跡の作戦が遂行されるのです。


北部太平洋アリューシャン列島にあるキスカ島を
包囲していた連合軍に全く気づかれずに
日本軍が無傷で守備隊全員の
撤収に成功したことから

「奇跡の作戦」
と呼ばれています。


太平洋戦争では、
南方の悲惨な出来事が伝えられてるのですが、
こんな作戦が行われ、
多くの兵士が助けられていたんですね。


『太平洋奇跡の作戦 キスカ』 として
三船敏郎主演で1965年公開の東宝映画でした。

事実に基づく物語を、
見事に映像作品化してます。


そして、
ラストシーンのキスカマーチがほんとにかっこいいです!




この映画の公開当時、
エンドマークが
表示された瞬間、
劇場は満場の拍手に
包まれたとか。


気持ちの明るくなる見て嬉しい映画なのです。

何度見ても感動しますね。

戦闘しない戦争映画は
これくらいしかないんじゃないでしょうか?

日本軍が誰も殺さず、
何も破壊せず、
なおかつ爽快なハッピーエンドを迎えるという、
戦争邦画史上稀に見る傑作と言えましょう。

派手な戦闘シーンも無く、
日本の戦争映画にしては
最後に救われた気分になる不思議な作品です。


霧が晴れたため作戦遂行が困難となったとき、
帰れば大本営や周囲から
非難されることを心配した部下が
「いいんですか」と問うたとき、
三船敏郎演じる映画上の大村長官の
「帰ろう。帰れば、また来ることができるからな」
との言葉に、
撤退を決定するリーダーの決断力と、
必ず目的を達成するための決断、

という点が伝わってきます。

劇中、
阿武隈に三船敏郎が赴任した時、
髭の水兵が迎える場面で、
その水兵が木村昌福に酷似しており、
三船大村少将に「仇名は?」と聞かれ
「司令官であります」と答えるシーンが存在する。
この場面で、
キスカ島生存者を招いた試写会で
喝采が起きたとのことです。


「そうか、怒ったか」
「顔を真っ赤にして怒鳴られました」
「人間たまには怒ったほうがいい、
戦争をしとるんだからな、戦争を」

三船大村少将が作戦中で
批判の矢面に立たされているのに、
この余裕
名男優たちのすばらしい映画でした。


藤田進さん演じるキスカ島守備隊峯木少将が、
艦隊が引き返してしまい、
将兵が意気消沈している折
「(引き返したとは言え)戦時繁多の折、
我々守備隊のためにこのような艦隊を
仕立ててくれたことに対する
感謝の念を忘れてはならない」

と訓示するシーンも忘れられません。


これこそ
日本人の心だと思います。


濃霧の中をキスカ島を周回して艦隊が進むシーンは、
白黒の画面もあって非常にリアルです。




太平洋戦史に残る日本の完全試合。

犬三匹のみをのこして、
キスカ島守備隊5000余名を
一兵残らず完全撤収。

撤退を決定するリーダーの決断力と、
必ず目的を達成するための決断、
という点が伝わってくる映画です。


リーダー論、
組織論も教えてくれる、
正に
日本映画の逸品です。


胸のすく良い作品です。